平家物語、冒頭の、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす・・・」で親しまれる、"沙羅双樹の寺"妙心寺塔頭、「東林院」を拝観しました。
「東林院」は、1531年、細川氏綱が、養父、高国の菩提を弔う為、三友院として創建。
1556年、高国の孫、山名豊国が、妙心寺境内へ移転、再興し、東林院へと改称した。
"沙羅双樹”は、お釈迦様が、入滅した際に、東西南北に、対になって沙羅の木が立っていた状態を現す。
日本では、生育出来ない為、代用に、花の形が似ている、"夏椿"を沙羅の木として、植栽した。
江戸時代中頃から、お釈迦様にゆかりのある花であり、朝咲いて、夕方落ちる、"一日花"と云う、
潔い散り方が、仏教の無常感の教えと重なり、仏教寺院に植栽されたが、育つ環境が、難しく、広まらなかった。
"東林院"には、方丈前庭に、10数本の沙羅の木があり、樹齢350年の古木は、2004年に枯死したらしい。
薄い白花と、すべすべした樹皮、明るい緑の葉が、涼し気だ。緑の苔と白花のコントラストが綺麗らしい・・。
イケボのお坊さんの法話が拝聴出来たり、夏椿に模した和菓子も可愛く、お抹茶も、飲みやすかったが、
思い描いていた景色が望めなかったのが、残念だった。
夏の到来を象徴する、夏椿は、一日花故に、儚く、美しい。もっと、多くの場所で、見る事ができたら良いなあ。














































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