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何気に、銀閣寺に行ってみたが、前回訪れたのは,はるか昔、、寂しいという印象しかなかった様な。

今回、訪れてみて、青紅葉と、苔が豊富で、緑一色の、どこを切り取っても美しい景色が拡がる。

シンプルに見えて、実はとても贅沢な作りなのか。向月台は、ちょっとユニークな気がしたが、、

応仁の乱後の、疲弊した京都の中で、造営をはじめた足利義政の想いはどの様なものだったのか。

追及した美の理想の粋の観音殿や東求堂は,戦火を免れ現存するのは、創健者と受け継ぐ方の執念と誇りの賜物なのか、、、

床の間、畳,障子等、和室の原型を庶民に浸透させたのは、多大な貢献だ。

騒乱の時代に生きたからこそ、五十代前後で、詫び、寂びの境地に達したのか。

この世界観を少しでも味わえたのは、精神年齢が少しは、上がったのかな。